読書のすすめ、古典のすすめ と注意事項

ぼくは、おそらく、いわゆる活字中毒。
(といっても、読み始めは事実上、大学に入ってからですが)

20代のころは、1日1冊くらいのペースで読んでいました。
普通の人が一生で読む分くらいは、もう読んでしまったのではないかと思いました。

でも、その時やっと気がつきました。
死ぬまでかけても、世界中の本をとてもとてもとてもとても読みきれない。

だから、それ以降は「死ぬまでに読んでおきたいもの、読んでから死にたいもの」を厳選して読むように心がけるようにしました。

ノウハウ本やビジネス書を読んで、「俺は勉強している!」と胸を張っている人も、
まあ特に理科系の大学を出て、社会人経験が薄い人もたくさんいますし、
まあぼくもその一人だったわけですが、、、

結局これらの本は、同じことの焼きなおしだったり、見方をちょっとだけ変えたものだったり、
単にわかりやすく書かれているだけ(それはそれで大事ですが)だったり。。。

その点、長年読み継がれてきた、古典というのは、
わかりにくいだけに、そして前提となる常識が異なるだけに、
能動的に読むこと、批判的に読むことが出来るんですね。

受身でない読書をするには、古典が一番だと思います。

ただし2つだけ注意が必要です。

注意1: 昔の偉い人が言っているからと言って、受身に読まないこと(そのために読んでるわけですから)

注意2: 「古い人」の得意分野であるので、あーだこーだと知ったように言ってくる人が多い
ただし、古い人も、実はそれほどしっかり読んでいなかったり、もう忘れてしまっていたりします。
そして、今の時代の感覚で読めるのは、あくまで今読んでいる人だけです。
そこに新しい価値が生まれるわけです。


まあ、あまり堅苦しく考えずに、
人類の英知に触れてから死ぬのと、そんなのちっとも知らずに死ぬのと、
どっちがいい?

と言う話かもしれません。



ポチっとお願いします。

blogramランキング参加中!

明日もがんばります。

このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう