中学数学、始めの一歩

受験生の皆さん、がんばってますね。
もう決まった方も、これからの方も、4月からの中学校生活に胸を膨らませていることでしょう。

部活どうしようか?友達できるかな?。。。ドキドキですよね。

あまり触れたくないかもしれませんが、勉強も少し変わります。
大きな変化は、

  1.英語の授業(小学校でもすでに勉強されているかもしれませんが)
  2.算数が数学と言う名前に変わる

算数と数学、何か違うのでしょうか?どう違うのでしょうか?

この違いは、授業を受けていても、正直感じられないと思います。

ただ、注意しなければならないのは、

算数できる ≠ 数学できる

であるということです。
もちろん、両方出来る子もいますし、両方出来ない子もいます。
数学になって出来るようになる子もいます。

気をつけなければならないのは、算数が出来た子です。

実際問題、中学受験では、中学2、3年レベルの問題まで扱っていますので、
受験勉強をがんばった子は、「見たことある」問題ばかりに感じるでしょう。

そして、中1くらいまでは、テストもよく出来ると思います。

しかし、油断していると、気がついたら数学がまったくわからない。。。ということは、実はよくあることです。
同じ問題に対しても、算数と数学では、アプローチが異なるからです。

数学は、「型」が大事になってきます。
パターンと読んだりする人もいると思いますが、あまり細かなパターンにとらわれすぎると、
数学を暗記科目だと勘違いして、膨大な量を暗記しなければならなくなったりします。

武術と同じように、「型」の稽古をして、それを応用するわけですが、
新しいパターンを増やすのではなく、1つの型を深く掘り下げて、使い切る、応用しまくることが、
数学では必要になってきます。


今それで苦労している人もたくさんいて、
数学に対する考え方を変えるところから授業を始めて、型の使いこなしを体験してもらっています。
今まで何にやってきたんだろう?という気になるくらい、世界が変わってくるようで、
それはそれで、それだけ劇的な変化が起こるならば、良いような気もしますが。。。

でもまあ、困らないに越したことはないですよね。

これまでよりもペースも上がって、いろんなものが出てきますが、
あまり表面的な理解に頼らずに、「型」⇒「応用」⇒「型に戻ってくる」というイメージをしっかり持って、
楽しみにしていてください。



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明日もがんばります。

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